

アーカイブ視聴を申し込むと、以下の対談、実践報告 I・II、アーカイブ視聴可の4分科会を視聴できます。
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対談 文学キョーダイからの伝言
奈倉有里氏(翻訳家・ロシア文学研究者) 逢坂冬馬氏(小説家)

2021年の発売当時から話題となった『夕暮れに夜明けの歌を 文学を探しにロシアに行く』(奈倉有里 イースト・プレス)と、『同志少女よ、敵を撃て』(逢坂冬馬 早川書房)は、2022年2月のロシアによる突然のウクライナ侵攻により、さらに多くの人の注目を集めました。しかもこの二人が姉と弟だったことも驚きでした。そこから生まれた『文学キョーダイ!!』(文藝春秋 2023)は、偶然にも「文学ロシア港」で再会した姉と弟の航海日誌のような対談!
東京大会では、同じ家庭で育った二人が何を見て何を感じてきたのか、そして日本も含め、さまざまな国で生まれてくる「文学」を若い世代が “読む” ことの意味について、たっぷり語っていただきます。
報告Ⅰ
学校司書が「いる」学校図書館へ 小規模校図書館での7年
神奈川県中井町立学校 学校司書 咲間 美聡さん

人口一万人未満の小さな町の小規模校図書館の実践を報告します。
会計年度任用職員でかつ、3校兼務・巡回勤務という雇用状況ですが、まったく学校司書が活用されていなかった時代から、7年かけて「学校司書がいる(居る・要る)学校図書館」を作ってきました。
小中学校勤務の学校司書のほとんどは非正規職員です。私たちは厳しい勤務環境で働きながら、よりよい学校図書館を目指しています。学校には学校司書が「要る」と思ってもらえるように、私がどんなことをしてきたかお話ししますので、これからの学校司書は何を身につけるべきか、一緒に考えましょう。
報告Ⅱ
探究の道:情報活用能力を育てる学校図書館
同志社女子中学校・高等学校 司書教諭 加藤 美穗子さん

同志社女子中学校・高等学校において、学校図書館がどのような形で探究学習に関わっているかを、事例を元に報告します。
本校では、図書・情報センターを長期にわたって使用する中学2年・中学3年・高校3年の総合的な学習(探究)の時間を中心に、体系的な情報活用能力の育成を目指しています。それだけでなく図書・情報センターでの図書委員会活動やイベントを通じても情報活用能力を育む機会を大事にしています。
実践報告では、総合での実践を主として、ICT活用や様々なメディアの活用、教科教員との協力、課題設定から発表までの流れ、学校全体へのアピール、工夫や最近課題と感じていることなどをお伝えします。
2. これからの時代に必要な情報活用能力を学校図書館で育てよう

※グループワークはアーカイブ視聴対象外
実践報告Ⅱを受けた分科会です。
一人一台端末で容易にWeb情報にアクセスできるようになった現在、児童生徒が適切な情報活用能力を身に付けていくことが不可欠です。情報活用のプロがいる学校図書館だからこそ、育成できる情報活用能力があります。
情報を使いこなす力を育てる学校図書館のイメージを共有し、それにたどり着くための具体的な方策をみんなで話し合いましょう。
担当:島根・鳥取支部
4. もっと! YA海外文学!!
5. ノンフィクションの本を語ろう
6. このデジタル時代に出版社は「本」をどう企画しているのか

探究学習においてもデジタルが主になりつつあるこの時代、出版社はどのような思いや戦略で出版を企画しているのでしょうか?
岩波書店「岩波ジュニア新書」、偕成社「ノベルフリークシリーズ」の担当の方に、出版業界の今を聞きます。
その後自分たちでもワークショップを行い、出版企画を立ててみましょう。目指すは学校図書館関係者が企画する本、です。
担当:千葉・鹿児島支部
